靴磨きで夢を追う?佐賀からきたパワフルボーイ菊池遼介くん~志取材~

高田馬場の靴磨きボーイ

 

様々な人々が行き交う東京ー高田馬場駅ー

 

夏の暑さにも負けず、冬の寒さにも負けず、高田馬場駅前で靴を磨き続ける青年がいる。

 

靴を磨き続けてもうすぐ1年半になる。

 

将来の目標は”時間とお金からの解放” ”好きなこと、やりたいことで生きていく”

 

そう語るのは、法政大学経済学部国際政治学科2年の菊池遼介くん。

 

彼は、佐賀県で生まれ育った。小さい頃からサッカーをやっており、中学からは佐賀県のトップクラブチームに所属。サッカーの才能を買われ、高校は佐賀県トップのサッカー強豪校へ入学。そこでキャプテンとなり、選手権と新人戦で見事優勝。

サッカーで輝かしい経歴を築き上げ、サッカー一筋で生きてきた。

 

しかし彼は、大学ではサッカーをやらず路上で靴磨きをし続けている。

 

なぜ靴磨きをしているのか?なぜ靴磨きなのか?彼を靴磨きへと駆り立てている原動力はなんなのか?

 

今回取材しにいきました。

 

サッカーから靴磨きへ

 

Q なぜ靴磨きを始めたんですか?

もともと地元(佐賀県)で路上で靴磨きをしている友達がきっかけです。友達を見て純粋にかっこいいなあと思いました。そのあとに、友達の紹介で東京でフリーランスしてる方に会って、自分の将来やりたいこととか夢とか話したら結構ボロクソ言われて、、悔しくて何か力をつけようと思ったんですよね。そのときに地元の友達がやっている靴磨きをすぐはじめました。大学1年の4月の頭からやっていました!!特にやることもなかったので、そこから気づいたら靴磨きに没頭していました(笑)

 

 

Q 菊池君はすぐ行動するタイプというか、フットワークが軽いんですね。思い立ったらすぐ行動!みたいな!しかし大学でサッカーをやらなった理由はなんですか?

サッカーは中学3年の頃から、大学ではやらないと決断していました。中学2年のとき全国大会でボコボコにされて負けて、そこでもうプロにはなれないって実感しちゃったんですよね。高校ではキャプテンも務めたし、結果もそこそこ残せたので完全燃焼したって感じですね。大学ではサッカーではなく別のことをしようと考えていました。

 

中学3年からサッカーをやめる決断ができていたのは正直驚いた。サッカー一筋で生きてきて、輝かしい経歴を築きながらも、それを捨てるいう選択を選ぶ人はなかなか少ないのではないでしょうか。

 

靴磨きの魅力と揉みほぐし

 

Q ところで、靴磨きはなんでしているのですか?目的は?靴磨きの魅力とはなんですか?

さっきも言ったとおり、とりあえず始めた感じです。でもやっていくうちに靴磨きの魅力に気づいて、いつのにか1年半もやっていました。でも目的はあります。それは自分の夢のためです。夢の実現のためには、人と話すスキルとか、営業をするスキルとか必要になってくるんですよね。靴磨きさせてもらうときは自分から声かけに行くので営業のスキルもつくし、幅広い年齢層の方に話かけにいくのでコミュ力もかなり上がりますね。僕が思うに、靴磨きほど知らない人と繋がれるものはないと思います。知らない人の靴を磨きながら色々な価値観、考え方に触れられるし、自分の視野もかなり広がる。靴を磨かせてもらった人から、人を紹介してもらうこともあるんですよ。それに靴磨きをしたあと、”お気持ち”としてチップをもらうこともある。靴磨きは魅力で溢れています。すごく気軽にできるし、お金も稼げるし、お金の在り方も学べる。人脈も広がる。これほど魅力的なものは他にないです。ちなみに靴磨き以外にも、個人で揉みほぐしもしています。

 

Q え!揉みほぐし?どうやってお客さん集めるのですか?靴磨きと同様路上で声かけるんですか?

揉みほぐしは路上ではなく、一件一件の家にインターフォンを鳴らしてやっています。インターフォンを押して対応してくれた方に揉みほぐしを施しています。気に入ってくださった方も何人かいて、今もその方々には揉みほぐししています。お客様がリラックスできるように心がけてやっています。

 

Q すごいですね。靴磨き以外も揉みほぐしもしているだなんて。でも靴磨きも揉みほぐしも、ウェブとかで集客したほうがもっとお客さん集まるし、お金も稼げると思うんですがそれはしないんですか?

まあたしかにそれはそうですね。でもウェブとかネット上って対人じゃないんですよね。対人で人と接することがすごく大事だと思います。もちろんホームページがなにか作ったりして集客したりするほうが効率はいいですよね。アイデアとしてもシンプルだし今より稼げるかもしれない。でも、なかなか大学生で、路上で声かけて靴磨かしてもらったり、インターフォン押して揉みほぐししたりとかしている人って少ないと思うんですよね。人と変わった人生を歩みたいという思いはあるかもしれませんね(笑)

 

(↑ ビラを配って宣伝した時期もあった)

 

Q まわりの人と変わったことをしたいってことですか?

そうですね。みんなが右に行きたいって言ったら、僕は左に行きたいです。なんというか大勢の中で光る存在になりたいです。だからずっとサッカーでもゴールキーパーやっていましたね。選手11人いる中でゴールキーパーほどかっこよくて目立つポジションないと思うし。変に浮きたくはないけど、光る存在になりたい!というパッションはありますね。

 

変わったことをしたい、突出したい。その気持ちが菊池くんの行動の原動力になっているのだと感じました。

 

無人島を買いたい。色々なことにチャレンジし続けたい。

 

Q さっき夢という単語がでてきたんだけど、菊池の夢とか目標みたいのはありますか?

夢はたくさんあるんですけど、一つは無人島を買いたいですね。自分で島をカスタマイズして、いままでお世話になった人を呼んで一緒に楽しいときを過ごしたいですね。あと、自分は”お金と時間からの解放”っていうのを目標としています。最終的には時間にもお金にも縛られずゆっくり人生を過ごしたいですね。そのためには今のうちに、努力して自分を高めたり、色々なことにチャレンジしていきたいですね。

 

Q 無人島を買うとはこれまた独創的な夢ですね!それでは最後に菊池くんが今後チャレンジしたいことをズバリ教えてください!

ほんとに色々なことに挑戦したいです!いま一番やりたいことはアメリカで靴磨きをしながら旅をしたいです。そのためにクラウドファンディングをこれからやります。あと、大学在学中に事業もやりたいです。仮想通貨にも興味があるのでその勉強もしたいです。やりたいこと、挑戦したいことが多すぎてキリないです。なのでできるだけやりたいことに優先順位をつけて行動するようにしています。今後は自分のやりたいことに対してのキャパシティも伸ばせたらいいなと思います。

 

継続は力なり~まとめ~

 

今回は、靴磨き少年菊池くんを取材しました。

 

菊池くんに取材して思ったのは、”継続は力なり”ということ。大学入学時から靴磨きをずっと続けている彼の瞳からはイキイキとしたパワーが伝わってきました。

 

菊池くんも靴磨きをしていくなかで、変人だと思われたり、地元佐賀のサッカー友達にねずみ講していると思われたり、色々あったそうです(笑)

 

でもそんな逆行にも負けずに靴磨きをし続けたり、色々なことに挑戦していく姿は本当に輝いてみえました。私も同い年として負けずに頑張ります。

 

今回、志取材第一弾でしたが一人目からなかなかパワフルな学生を取材できてよかったです。自分もかなりの刺激を受けることができました。これからも志取材を通して、志に溢れた様々な学生を取材していきたいと思います!!

 

(文/まや)

 

 

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