津波から7年 岩手県大槌町の今

ご飯3食無料で提供してくれる。

ありがとうございます。

お腹いっぱいです。

こんなに食べたのは久しぶりです。

 

今、私たちは岩手県大槌町の「ファミリーショップやはた」に来ています。

 

ご飯がおいしい。

そして、八幡さんの優しさがすごい。

優しさの塊すぎて、心が泣けてくる。

 

人びとを包みこむ「よりみち」の価値観と哲学。

 

メンバーのひなたちゃんが作ってくれた今回の取材のしおり。

 

取材テーマである

「人のあったかいに会いに行く」にぴったりなしおり。

ありがとう!!

 

 

さてさて、本編。

 

取材活動報告です。

 

東日本大震災復興取材#1日目

(震災前の様子です)

あれから7年。

現地は何が変わって、

何が変わっていないのだろう。

 

 

でもきっと、人びとは絶望とか、不条理に溺れていないで、

可能性とか希望とかで、前に進んでいるんだと。

私はこれを信じているので、伝えるために今回Pass onのメンバーと一緒に岩手県大槌町に来ました。

 

 

この町に津波が来た。何もかも流された。

 

ちょっとここで本日撮影した写真を大量にあげるので、

見て欲しいです。

 

私たちが思っているよりも現地は・・・。

あなたが思っているよりも現地は・・・。

 

これが震災から7年が経った大槌町です。

 

津波で人が1000人以上が亡くなった町です。

あなたは何を感じますか??

どう感じましたか??

岩手県大槌町の街並み

 

 

奥が海。向こうから津波がきて、全てを飲み込んでいった。

かつて家があった場所は更地になり、今もなお作業をしている。

 

区画ごとの整理が進み、家を新しく建てる様子がうかがえる。

道路自体は整備され、住民の足である車の交通に問題はない。

 

神戸から火を分灯したもの。

今も大槌町全体を見渡せる場所に灯っている。

 

来年に開通するらしい新しい線路。

再び人びとを運ぶ時が待ち遠しい、新しい駅。

廃棄物?と、サッカーグラウンド。

夕暮れと大槌町。

 

 

 

美しい。綺麗。

世界はこんなにも綺麗だ。

本当に綺麗だ。

たった初日で感じたこと

私は7年前に高校のグラウンドで、サッカーをしていた。

ボールを蹴った瞬間に地面が揺れた。それが東日本大震災だった。高校の先輩がガラケで見るVTRでは、濁流となった津波が街を襲っている様子だった。車が逃げ惑うが、津波に今にも追いつかれそうだ。

「とにかくやばい」

これくらいしか私は考えられなかった。というよりも、ことの重大さに気づけなかった。

何が起きて、何を自分は知らないのか。何をすべきで、何が自分にできるのか。何も知らないまま、漠然と「震災で多くの人が死んだ」くらいしか思わなかった。思えなかった。これが、7年前の原田口昂弘だ。

今、こうして、実際に岩手県大槌町を訪れて感じたことがある。

これまでセブのゴミ山を取材して気づいたことと同じなのだが、やはり現地、最前線を目にすると感覚が大きく違う。どんな感覚かというと、現地の人たちの感じていることと、当時、自分たちが感じていることの差。

つまり、共感の違い。

そう。

結局、人間は自分が体験したこと以外のことを、高いレベルで共感をすることなんてできないということ。かなりこれは難しい課題だと思う。これは原田口個人もまだまだ人間経験が浅いので、「心の器を大きくしないといけない」もの。

んで、メンバーの広大が言っていたけど、

「語る権利なんて、僕たちにあるんですかね?」と複雑な表情で質問、

「語る権利なんてないけど、語るんだよ」と答えた。

ひなたちゃんは「もう器が小さすぎて、受け止めきれない」と嘆いていたし、悔しがっていた。

残念ながら、僕たちにはこれぐらいしかできない。

もし、じゃあこの取材に来なかったらと考えてみてほしい。

今日はたくさんの話を聞いた。

そして、悩み、感動し、笑い・・・そう言った感情を得られることができなかったとしたら?

「心の器」の成長はどこに行くのだろう。

新しい視座はどこに行くのだろう。

あの人たちが背負ってきたものを伝えるのは、誰なんだろう?

大槌復興刺し子プロジェクトさんや、

八幡幸子さんを忘れさせちゃいけないね。

想いを紡ぐことができないということ。

これが一番怖いよね。

だから、語るしかない。どんなことを言われても、

希望とか、輝きとか、可能性とか、そういうものを語り続けよう。

それがPass on なのだから。

どんな輝き、瞬間でも伝えるのが私たちだから。

次は「奇跡の一本松」を取材しに行きます。

ではまた。

(文/だぐち)

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