『だけど僕らはくじけない』7年前、津波が襲った町、「岩手県大槌町」で感じた魅力。

私たちが今回取材拠点として滞在している岩手県大槌町。

震災から復興してきた大槌町の希望を伝えるのもそうだけど、

純粋に大槌町の魅力も伝えたい!

そう思って今日は町をめぐってきました!

 

山あり、海あり、島あり、動物あり!!

 

素敵なものがたくさんありました。

 

まず向かったのは山の方。

といっても海からそんなに遠くなくて、市街地から車で20分ほど行ったところに車を止め、そこから軽くお散歩です。とびっきりに澄んだ新鮮な空気を肺いっぱいに吸い込んで、山道を進みます。大小さまざまな角ばった石の上には、雪解け水がきらきらと流れています。

自然をいっぱいに感じながら道を進み、私たちのお目当てのものが見えてきました。

 

「浪板不動の滝」

 

「ごうごう」とうなる滝の音。

 

そびえる木たちの緑が私たちを包み込みます。

 

日本の自然。

私たちが大切にしなければならないもの、ここにありです!!

 

 

 

沿岸部をドライブして海の波の音と潮風を感じ、

 

最後に大槌町の名物、ひょっこりひょうたん島のモデルになった蓬莱島を訪れました。

 

西の空に沈む夕日と、3月のきりっと澄んだ空気の中に浮かぶひょうたん島。

 

周りにはカモメがのびのびと飛んでいて、

お恥ずかしながら、

「綺麗」という言葉しか浮かんできませんでした。

海は大きく穏やかに私たちを迎えてくれていました。

あの日、この海が人びとにとって脅威になったとは、とても想像できないくらいに。

 

このひょうたん島がこんなにも美しい理由。

 

それは、この島そのものの魅力だけではありません。

 

3日間大槌町にいて本当に感じたことですが、

みなさん、この島のことを誇りに思い、愛しているのです。

 

宿泊先でお世話になっているお母さんも、取材でお話を伺った方も、

 

「ひょうたん島さ有名だからねぇ」

「あっごさいっでぐればきれいだよ」

 

ってにこにこ笑顔でおっしゃるんです。

 

そういう気持ちが、きっとあの島をより輝かせているんでしょう。

 

そんな想いは子どもたちにも無意識にあるのかなと。

ひょうたん島の周りは、まだ車が近づけないほど工事が続いています。

 

でもその横の広場で、

寒い時間帯にも関わらず缶蹴りをして遊んでいる子どもたちがいました。

 

わざわざこの場所で。

 

町の人たちが自然にもつこの島への愛は、ひょうたん島を今日も輝かせています。

 

レンタカーに戻る道では、町のスピーカーから明日の追悼式に関するアナウンスが流れていました。

 

あの日、本当にこの海が襲ってきたんだ…

 

こだまするそのアナウンスは、

 

心に深く、

優しく、

しみ込んできました。

 

(文/ひなた)

 

p.s.ニホンカモシカと遭遇!!

目ががっつりあいました。もののけ姫のシシ神を思い出しました。

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