伝統を紡ぎ、想いを紡ぎ、人を紡ぐ。 〜大槌復興刺し子プロジェクト〜

 

どーもこんにちは

きゃんちです。

Brightnessで記事書くのは初めましてですね。

 

軽く自己紹介します。

元バックパッカーで2年間で13カ国訪問。

旅している中で

「人が輝いているところを発信したい」と思い

Pass onに入りました。今はライター兼カメラマンとして活動しています。

 

 

 

 

岩手県大槌町に来ております。

大槌町で行われている「大槌復興刺し子プロジェクト」を取材して来ました。

 

僕たちPass onは今年の3月にもこの「大槌復興刺し子プロジェクト」

の取材をさせていただいていて

今回は刺し子さんも交えてお茶っこ(集まってお菓子を食べながら話すこと)

をしていただきました。

”針と糸”で被災地から希望を紡ぐ〜大槌復興刺し子プロジェクト〜

 

 

 

 

「大槌復興刺し子プロジェクト」ってなに?

 

 

 

そもそも「大槌復興刺し子プロジェクト」とは…

大槌復興刺し子プロジェクトは、大槌町の避難所から始まりました。

避難所では、男性には瓦礫撤去などの仕事が山積みの一方、女性たちは家事をするための場所もありません。

そんななか、「何かをしたい」という思いからたどり着いたのが、避難所とういう限られたスペースで、

針と糸、そして布さえあればできる「刺し子」の制作でした。

2011年6月、大槌町発、一歩を踏み出した女性たちによるプロジェクトが始まりました。

https://sashiko.jp/

 

 

刺し子というのは震災以前もこの大槌町に文化として

あったらしいのですが、震災が起きてからより注目され

地域の伝統産業になっていきました。

 

 

 

「刺し子はなにも考えなくてもいいから….」

 

 

そう語るのは、刺し子さんである、おおさわさん(写真 左)後藤さん(写真 右)

 

大槌町は、町役場など町の機能の大半を失い、町長を含め、1,280名以上の犠牲者を出しました。

当時、避難生活を余儀なくされる方の数は9,000人を超えました。

 

多くの人が家を流され、仮設住宅生活を余儀無くされていました。

精神的に不安定な人も多かったとおっしゃっていました。

 

昨日までご近所さんとして仲良くしていた人が

家が流され、避難所などで、ぶつかり、小さなことでいがみ合い、口喧嘩、、

 

 

「あなたは家が流されなかったから良いわよね」

 

 

お聞きした話の中で印象的でした。

被災した人の中でも家が流されたか、流されてないかで

大きく線引きされてしまうこともあったそうです。

 

 

「だったら家が流されたほうがよかったわ!!」

 

 

思わずこんなことを口走ってしまうこともあったそうです。

 

被災してみんな必死、隣の人を思いやる余裕もない、

 

そんな時に、大槌復興刺し子プロジェクトが始まりました

 

 

「刺し子をしているときは唯一地震のことを

考えなくていいから本当に心が救われたのよ」

 

 

 

「一針一針、想いをこめて」

 

 

刺し子を続けていく上で、精神的に

ゆとりを持つことができたと語る刺し子さん二人。

 

 

「くよくよ生きても、楽しく生きても一緒。だから楽しく生きないと損」

 

 

刺し子は無理なく続けられる、そして一緒の刺し子さんと集まれて

近況報告、コミュニケーションができるのが何より良いと語っていました。

 

 

 

「世界に一つだけ」 メイドイン大槌

 

 

「一つ一つ想いをこめて縫っているからね〜」

 

刺し子さんによって縫い目が全部違うので

この世に一つの「モノ」です。

どの縫い目もしっかりしていて耐久性が抜群です。

 

 

そして、その作品を刺した刺し子さんの

顔がわかるようにカードが入ってました。

刺し子さんを身近に感じれるのは良いですね。愛着が湧きます。

 

 

肩からかけるとこんな感じ

このワンピースにもあっていて味が出ます。笑

 

 

「大槌復興刺し子プロジェクト」のマークが

「打出の小槌」なのもまた可愛いです。笑

 

 

 

紡いでいくということ

 

 

大槌町という小さな町で行われている「大槌復興刺し子プロジェクト」

 

この取材を通してこんなにもかけがえのない出会いに恵まれました。

 

刺し子によって人との繋がりまでも広がっていくのです。

 

 

伝統を紡ぎ、想いを紡ぎ、そして人を紡いでくれました。

 

 

僕の知らなかった震災、当時の思い出

そこから紡がれる刺し子、大槌の想い

取材を進めていく上でとても温かい気持ちになりました。

 

 

 

 

こんな僕たちからの取材を快く受けてもらい

もてなしていただき、本当にありがとうございました!

 

 

 

またこの場所に戻ってきたいと思います。

 

 

 

 

この先ずっとこの地で刺し子が紡がれていくことを信じて…

 

 

 

 

(文/きゃんち)

 

 

 

 

 

 

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