農業×若者=この男!外山雄士さんに聞く『真実の農業愛』〜志取材〜

 

こんにちは!

Pass on新メンバーのみずかです!

ローカル大好き、アート大好き、プリン大好き(専らかため)のみずかです。

今回は、日本の農業を元気にすること間違いなし、とある農業大好きマンを取材しました。

東京農業大学国際農業開発学科の3年生、学生団体FaVo5代目代表の外山雄士さんです!

 

学生団体FaVo 紹介

活動理念は「食・農業に興味のある学生のプラットフォームをつくる」です。

農業を体験してみたい。

田舎で美味しい食べ物が食べたい。

地方の現状を知りたい。

都内の大学生は農業の姿を知りません。

だからでしょうか、「農業を知りたい。」

そんな欲求が一部の学生の中で大きくうねりをあげているような気がします。

FaVoはそんな学生達が集まる場所です。

農業や食に興味がある学生が集めることで、新しい風を吹かせようとしています。

https://favocult.jimdo.com/favo%E3%81%A8%E3%81%AF/  Favo HPより引用

 

 

 

 

 

FaVoに加入したきっかけは?

 

外山さん

僕のいる学科は、青年海外協力隊の農業部門への人材輩出が多いんです。

初め、僕はとにかく海外に行きたかった。でも経済的に実現はなんだか厳しそうでした。

だからまずは日本で農業を勉強して、それを武器に海外へ出ていこうと思いました。

 

 

そうして見つけたのがFaVoだったんですけど、いざ入って農家さんにお会いした時

「これは何でこうなってるの、これは何で、なんで、なんで」って、溢れるように質問が出てきたんです。

熱中しました。その姿というか、意欲を見初められたんじゃないかなと思っています(笑)

最初は海外に行くって思っていたけれど、今はもう純粋に農業が好きで、あまりそういう考えはありません。

 

 

 

入ってみてどんなことを感じましたか?

 

外山さん

農家さんの本気ですね。

 

そして農家さんの数だけ色々なスタイルがあるということ。

僕が知り合ってきた農家さんは、皆すごく笑って一見余裕がありそうだけど、

農業を本気で楽しんでいるんです。

そこに言葉で言い表せない何かがあって・・・。

なんていうのかな、自分で生産してみないとわからないんですよ。

もう境地に達しているというか。色んなタイプの人がいるんですけど、

 

 

中でも一番面白かったのは、この前の静岡遠征で出会ったお茶農家さんです。

その方は職人気質ですよ。お茶って今、技術が洗練されてわりと簡単に作れてしまうんです。

だからお茶だけで農業をやっていくのって大変なことです。

だけどその方は、自家のお茶をブランディングしてお茶だけで生計を立ててます。

普通のことに見えるかもしれないけど、とてもすごいことをやっているんです。

常にお茶のことを気にかけていて、今まで普通に話していたのに

すぐお茶の様子を見に行っちゃったりとか。(笑)

僕の実家も農家で、これまで実家しか知らなかったって言うのもありますが、

農家さんによって哲学が違っていて、それを聞くのは楽しいですね。

 

 

 

 

 

 

 

なるほど、私たちのようなふだん農業が身近な存在ではない人にとって

「農業って大変そう、辛そう」みたいなネガティブなイメージは、少なからずあると思うんです。

でもそれは、農業を「知らない」から起こることかもしれないですね。

 

 

 

外山さん

確かにそういう意味では、FaVoの活動も役に立っているかもしれません。

農業のいいところを伝える・・・。確かにそうなんだけど、

それに加えて、僕は、

 

やっぱり「農業って大変だよ。」ってことも伝えたい。

 

新規就農をして結局辞めていく人ってたくさんいます。

給付金を受けとった新規就農者の人がきちんと使えないケースもあったり。

雇用って方法もあるけど、ただ体を使うだけではなくて頭も使う仕事もあるし、

農家になるのは本当に大変なことです。

「就農者を増やす」は本当に正しいんでしょうか。

僕は必ずしもそうは思えないなって。

だから僕らはリアルを伝えたいです。

 

僕たちの活動は、農家さんのところに行って一緒に作業すること多いんですけど、

確かにやろうと思えば、自分たちで畑をやって農産物を作って起業して・・・

(団体を大きくしていく可能性)ってこともあるかもしれない。

あるかもしれないけど、本気の農家さんの姿を見ると、すげえなって思います。

それくらいの気持ちがないとダメですね。

 

 

 

 

 

本当に農業のことを想っているし、大好きなのが伝わってきます。

だからこそ、自分たちの活動を、時間やお金が限られた学生ができる範囲に敢えてとどめている。

そんなFaVoから旅立っていった方々や、関係者の方々から受ける刺激もかなりすごいのではないでしょうか。

 

 

 

外山さん

学生と農業者という二者関係だけではなくて

流通現場のひとをはじめ色々な人を巻き込んだ「プラットフォーム」がFaVoです。

そこから生まれた繋がりでアルバイトとか多様な経験を積んでいけるから

FaVoの中だけですごく頑張らなくていいと思っています。

 

外の世界でたくさんの刺激を受けた人たちが強くなっても含めて集まってくる場所であってほしいです。

OBの中には本当に就農した人もいて、例えば沖縄でイチゴを作ってる方がいます。

沖縄は基本的にイチゴづくりに向いてない環境なので、めちゃくちゃすごいですよね。(笑)

春と夏で1回ずつその方のところに遠征に行かせてもらいました。

そういう繋がりを今後も増やしたいですね。

日本各地にいろんな繋がりの人が点在していて、何かが生まれていけばいいです。

 

 

 

め、めちゃくちゃカッコいい。ちなみに外山さん自身は今後どのように動こうと思っているんですか?

 

 

 

外山さん

外に行って修行しようかなとも考えています。

これまでの日本はたくさんの農家さんがいて、

各々が生産に専念してできたものをJAがどんどん販売してくれるような仕組みだったんです。

だけど最近はJAが弱くなってきた地域もあって、そこでは農家さんは単体でやらざるを得ない。

肩書上は自営業だけど、販売やマーケティング、ブランディングには

慣れていないケースが多くて、問題だと思ってます。

だから今は色んな地域に行って、色んな人に出会いたいなと考えています。

そういうのが僕にとっては就活かな。(笑)

 

 

 

 

 

 

今後も農業のために奔走されるんですね。止まらない農業への愛を感じます。

 

 

 

外山さん

いろいろ好きだけど、畑のことを喋ってる時が一番幸せ!!!

 

農業っていろんな関わり方があるんですよ。

FaVoの中だけだって、面白い子だと

「食品業界に行きたいから元の食材ができる現場を見てみたい」とか

「ずっと東京で生まれ育ってきたから第二の故郷を探したい」とか。

地方創生のワードでいうと関係人口

(観光する人以上定住する人未満のスケールで地域に愛着をもって関わりを持つ人のこと)とか。

あとは農協の出版社に就職したりとか。

いろんな関わり方があっていいから、そうやって「広い農業」ができていけばいいなと思っています。

 

 

外山さん!貴重なお話、ありがとうございました!

 

 

取材を終えて

 

彼はもうすでにその業界を背負う男の顔をしていました。

農業に心が躍る瞬間。肌で感じ、悶えるほどの農家さんの本気。

とはいえ、僕には僕にしか抱けない本気がある。

憧れ、尊敬、苦悩、希望。

本当に農業のたくさんの顔を見てきた。

愛している、農業を。

そんな心からのメッセージが、あまりにも真っ直ぐに届いてくる方でした。

 

 

自分が「したい」ことをわかっている人って、なかなか居ないように私は思うのです。

大学という場所は、選択肢が何次元にも転がっていて、迷子になるのが本当に簡単。

時には、なにがしたいの?という質問が大きな大きなプレッシャーを放つことがあります。

だって、その答えなんて、普通わからないんだから。

 

 

ましてや、人に分からせる伝え方でなんて、この上ない難題。

私はそういう考えのタイプなので、今回の外山さんの成熟した眩しさは、

比喩ではなく、直視できませんでした。

けれど、光は誰にだってあると、こうも私は思うのです。

考えて感じて考えて感じて考えて感じて考えて感じて感じて考えて感じた、その先に。

外山雄士さんのアツい光、しっかりと感じさせてもらいました!

 

 

学生団体FaVoのサイトはこちら

fecebookページはこちら

 

 

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